センター試験は、社会科の問題用紙配布ミスなどが全国の会場(80箇所程度)であり今後の運営そのものを変えかねないこともおきたようで全国の受験生も必要以上に困難や心労を感じたことと思います。まずは体調には気を配りつつ自分自身を信じ次の試験に向け取り組んでほしいと思います。通信制高校 千葉
さて、先日新聞の片隅に「紫香楽宮(しがらきのみや)に内裏正殿(だいりせいでん)跡」という記事が出ておりました。歴史好きを自任している?だけあり私にとっては、一瞬にして目を奪われる大変興味を惹かれる記事でした。紫香楽宮跡は、滋賀県甲賀市の宮町遺跡にて発掘されているのですが、今から1260年余り前の天平14年(745年)に都が置かれた場所でもあります。ときの天皇陛下は聖武天皇でした。聖武天皇は、皆さんも一度は小学生や中学生の頃聞いたことあるのではないでしょうか。正倉院や東大寺、そして盧舎那(るしゃな)仏(いわゆる大仏ですね)で知られております。この頃は政変や天然痘の流行や災害(地震や火事など)が多くおきた時期でもあり、聖武天皇は世を鎮める意味でも先の大仏や全国に国分寺や国分尼寺を建立し、また都を転々とさせたのですね。その幾つか遷都(せんと)した都の一つがこの「紫香楽宮」であり発見された建物跡が聖武天皇が実際に祭祀を行った内裏正殿(だいりせいでん)跡らしいのです!ということは、あの聖武天皇が実際に世の、国の弥栄(いやさか)をお祈りしていた空間!と考えると胸が高揚! するのは、私だけでしょうか。う~ん、時間あらば是非足を運びたい!(いや、時間は作るものか)と悩めるこの頃です。と同時に学習センターある松戸市での新たな遺跡発掘をひそかに期待している今日この頃でもあります。 通信制高校 千葉
今井 修