勇志国際高校には、生徒の皆さんや保護者の方々が安心して学校生活が送れるよう、スクールカウンセラーの先生がいます。
本日は、毎月発刊している学校新聞「ポプラ通信」に連載をしているカウンセラーだよりをご紹介します。4月に引き続き、新しい環境での心の持ちようについてのお話です。
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季節柄、新しい環境に緊張している方も多いかもしれませんね。
先日、WBC日本代表の白井ヘッドコーチがとあるテレビ番組に出演されていました。
「緊張している選手たちにどのような言葉をかけますか?」という質問に対し、「『リラックスして』と言っても意味がない。『この緊張感を味わうためにやってきたんだ』と声をかけます。」と答えていました。
これはとても大切な視点だと思います。人は通常、緊張や恐怖、不安といったネガティブな感情を良くないものとして避けがちです。しかし、こうした感情に蓋をすると、蓋をおさえることにエネルギーを奪われ、肝心のしたいことに力を発揮できません。
カウンセリングは、自分の心の中にある様々な感情や考えを「良い/悪い」で評価せず、あるがままを見つめ、「味わう」ことに大きな意味があります。カウンセリングを通じて「味わう力」が育っていくと、緊張しながらもしたいことに力を注げるようになるかもしれません。
「味わう力」を少しずつ育ててみませんか。
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勇志国際高等学校では、専属のスクールカウンセラーの先生に相談ができます。オンラインでも利用できるので、自宅から気軽に、また生徒だけでなく、保護者の方のみの利用も可能です。
生徒の皆さんは勇志国際高校のアプリから予約ができますので、ぜひ活用してくださいね。