勇志国際高校には、生徒の皆さんや保護者の方々が安心して学校生活が送れるよう、スクールカウンセラーの先生がいます。
小学生や中学生、高校生の方で、学校に行きたくない、不登校でどうしたらいいかわからないと一人で悩んでいる人、またそのように悩むお子様をもつ保護者の方も多いのではないでしょうか。
勇志国際高校のブログでは月に1度、学校新聞「ポプラ通信」に連載をしているカウンセラーだよりをご紹介しています。
本日は、「心の成長」についてのお話です。
ぜひご覧ください。
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スクールカウンセラーの先生より
ある日、通勤途中に車の窓から、カラスが可燃ごみを漁っている姿が目に入りました。人間が来ないか確認しながらゴミ袋を引っ張りだすカラスの表情の豊かさに、「面白いな~」と、つい見入ってしまいました。
カラスがごみを漁ることは社会一般的に好ましいものではなく、単に「カラス被害」の一言で済まされることでしょう。もし自分が荒らされたごみの所有者だったとしたら、困ってしまうのは事実です。
しかし、「カラスの様子を面白いと感じる自分」と、「カラスがごみを荒らすのは迷惑だと思う自分」は、どちらも同時に存在します。どちらか一方を切り捨てると、「カラスもがんばって生きてる。ゴミを漁ったっていいじゃないか!」とか、「ごみを荒らされた人の気持ちを考えると、面白いなんて不謹慎だ!」といった、極端な考え方になってしまいます。
矛盾する思いを同時に抱えられるようになることを、心理学では「心の成長」と考えます。多様な考え方を受け入れられる、大きな心の器を育てていきたいものです。
勇志国際高等学校では、専属のスクールカウンセラーの先生に相談ができます。オンラインでも利用できるので、自宅から気軽に、また生徒だけでなく、保護者の方のみの利用も可能です。
生徒の皆さんは勇志国際高校のアプリから予約ができますので、ぜひ活用してくださいね。