スペシャルスクーリングとは?
スクーリングとは、通信制高校において単位修得に必要な登校日のことを指します。
勇志国際高校では、日帰りで参加でき、会場が選べる「スクーリング」と4泊5日の宿泊型で本校で開催される「スペシャルスクーリング」2つのタイプから参加形態を選ぶことができます。
今回は10月2日~6日に天草本校で開催したスペシャルスクーリングの様子をお届けします。
最後に実際の生徒の声も掲載していますのでお楽しみに。
スペシャルスクーリングの様子(1日目)
1日目はお昼ごろに指定集合場所(熊本空港、熊本駅)に集合します。
今回は、九州各県、岡山、大阪、愛知、青森、北海道と11道府県から約50名の生徒が参加しました。
指定集合場所からは職員や他の生徒たちと一緒に貸切バスで天草に向けて出発します。
鹿児島や大分、長崎の生徒はアクセスの都合上、本校に直接集合する生徒もいます。
学校は離島にあるため、最後は船で学校まで移動します。
学校に到着後は、開講式、オリエンテーション、授業2コマを実施しました。
スペシャルスクーリングの様子(2日目)
2日目は午前中3コマ、午後4コマの授業を行いました。
授業は、全日制高校同様、国語や英語といった5教科にくわえ、道徳や書道、家庭科などがあります。
座学だけでなく、理科では実験を交えた授業、書道は実技など体を動かしながら楽しく学べる授業もあります。
この日は、体育実技の授業もありました。
運動が得意という生徒もいれば、苦手意識を持っている生徒も少なくありません。
得意・不得意に関わらず、みんなが楽しくコミュニケーションを深めながら、スポーツを好きになってもらえるよう、体育科の先生を中心に授業内容も工夫しています。
☆体育実技の様子はこちら
スペシャルスクーリングの様子(3日目)
3日目は、午前中に授業3コマ、午後からは特別活動・体験授業を実施しました。
特別活動は「船釣り」、「キャンドル作り」、「調理実習」をグループに分かれ、ローテーションで実施しました。
「船釣り」では、ほとんどの生徒が釣りは初めてだったようですが、釣りの魅力にハマる生徒続出!
4キロほどの大きな鯛を釣り上げた生徒も何人もおり、みんな楽しんでいました。
「キャンドル作り」では、理科の先生監修のもと、好きな色のキャンドルを作りました。
何色にするか、色を混ぜるとどうなるか…友達と話し合いながら、思い思いに作成していました。
「調理実習」では、家庭科の先生と一緒に天草の郷土料理「がねあげ」作りに挑戦!
上手に揚げるのに苦戦している生徒もいましたが、みんなおいしくできたようです。
夜はグラウンドでバーベキュー!!
自分たちが釣った鯛にお肉、イカのアヒージョなどを食べながら、このスクーリングでできた友達や先生たちと楽しい時間を過ごせた1日になったようです。
☆特別活動の様子はこちら
スペシャルスクーリングの様子(4日目)
4日目は終日授業でした。
履修によっては空き時間もあり、授業のない教室でトランプやUNO、ジェンガをしたり学校前の海で釣りを楽しんだり、自由に過ごせます。
3日目の船釣りで釣れなかった生徒もいたようで、船釣りでのリベンジを果たすべく、休み時間に必死に釣りをする生徒の姿も…!
無事、学校前の桟橋で釣れ、満足の表情でした。
スペシャルスクーリングの様子(5日目)
いよいよ最終日。
みんな晴れ晴れと充実した笑顔で、このスクーリングで友人となった生徒同士、笑い合う姿が印象的でした。
午前中に、授業、ホームルーム、閉講式を終え、船で学校のある島を出発。
集合場所同様、指定解散場所までバスで帰路につきました。
船を見送る瞬間、別れは寂しいですが、みんなの充実した表情を見ると、嬉しくもあります。
5日間、大自然の中で過ごす非日常の中で、一回りも二回りも成長したことと思います。
参加したみなさん、お疲れ様でした。
1、2年生のみなさん、また来年待ってますね。
スペシャルスクーリングに参加した生徒の声
ここで、最終日に実施したアンケートを一部抜粋し、実際に今回のスペシャルスクーリングに参加した生徒さんの声をご紹介します。
参加前と参加後の心境の変化
《参加前の心境》
◎行きたくなかった、不安だった、嫌だった・・・73%
◎楽しみだった、とても楽しみだった・・・27%
《参加後の心境》
◎やっぱり嫌だった、楽しくなかった・・・0%
◎少し楽しかった・・・14%
◎楽しかった、とても楽しかった・・・86%
参加前はほとんどの生徒がマイナスな気持ちで、でも単位取得のために仕方なく、がんばって勇気を振り絞って参加してくれたようです。ただ、終了後には全員が楽しかった、思ったよりよかったとの回答が!!
職員一同、大変うれしく思います。
どんなことが不安でしたか?
・どんな人がいるのか不安だった
・友達がいなくて、一人ぼっちだったから不安だった
・初対面の人たちと話せるか、仲良くなれるか
・無事に5日間やり遂げられるか不安だった
・集団生活と早起きが不安だった
参加してみてどうでしたか?
・大きな果てしなく広がる海の真ん中に船が浮かんで、釣りをして、その光景を眺めているだけでも気持ちが良かった
・釣りは何度もしたことがあるけど、船釣りは初めてで、大きな鯛が釣れた時の喜びは今も心に残っています
・新しい友達ができて、楽しく過ごせました
・釣り、キャンドル作りなど、なかなかできない体験ができて楽しかったです
・初対面の人とも、宿で交流が深められて思い出に残りました
などなど、楽しかったという感想が盛りだくさんでした。
特にみんな3日目の特別活動が印象深かったようですが、宿のこと、友達ができた喜びを書いている生徒も多くいました。
改めて、今回のスペシャルスクーリングに参加した生徒の皆さん、お疲れ様でした。
番外編:トップアスリートコースの生徒も参加!
勇志国際高校には、アスリート生活と高校生活を両立できる「トップアスリートコース」があります。
今回のスクーリングには、レーシングドライバーやアルペンスキーヤーとして活躍する生徒が参加していました。
普段は世界を舞台に活躍するトップアスリートコース生も、同級生の友達と「学校」を思う存分楽しんだ5日間になったようです。
このスクーリングからそのままヨーロッパや試合会場へ向かうとのことでした。
体に気を付けて、がんばってください!!
さらに今回、休み時間を使って、トップアスリートコース生のスペシャル対談も実施しました。
対談の様子は、Instagramにて随時更新中です。(令和5年10月現在は3本の動画をアップしています。)
さすが世界で戦う生徒達。考え方や大切にしていることなど、撮影している職員も勉強になることばかりでした。
趣味の話では高校生らしさもありつつ、トップアスリートコース生ならではのお話が満載の時間となりました。
ぜひご覧ください。
☆対談の様子 第1弾はこちら
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