勇志国際高校には、生徒の皆さんや保護者の方々が安心して学校生活が送れるよう、スクールカウンセラーの先生がいます。
小学生や中学生、高校生の方で、学校に行きたくない、不登校でどうしたらいいかわからないと一人で悩んでいる人、またそのように悩むお子様をもつ保護者の方も多いのではないでしょうか。
勇志国際高校のブログでは月に1度、学校新聞「ポプラ通信」に連載をしているカウンセラーだよりをご紹介しています。
本日は、「ダブルバインド」についてのお話です。
ぜひご覧ください。
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スクールカウンセラーの先生より
矛盾する2つのメッセージを同時に伝えるコミュニケーションのことを「ダブルバインド」と言います。
例えば、親が子に「好きにしなさい」と言いつつも、自分の気に入らないことをしたら否定する場合、そればダブルバインドと言えるでしょう。
こうしたコミュニケーションから受ける心理的なダメージは、最初から禁止される以上に大きいと言われています。
実際は禁止されているのにも関わらず、さも自分が好きで選んだかのような形になってしまうからです。
「大人と子ども」など両者に力関係がある場合、こうしたコミュニケーションは無意識に起こりがちです。
逆に、思春期の子どもが「ほっといて!」と言いつつも行動では親を求めているのも、ダブルバインドの一種です。
思春期の特権かもしれませんが、保護者の方は精神的に疲れますよね。
でもそんなときこそ、「あなたの力になりたいから、できることがあれば言ってほしい」と、裏表のないコミュニケーションで返していくことが、子どもの安心感や心の成長を促し、おすすめですよ。
勇志国際高等学校では、専属のスクールカウンセラーの先生に相談ができます。オンラインでも利用できるので、自宅から気軽に、また生徒だけでなく、保護者の方のみの利用も可能です。
生徒の皆さんは勇志国際高校のアプリから予約ができますので、ぜひ活用してくださいね。