勇志国際高校には、生徒の皆さんや保護者の方々が安心して学校生活が送れるよう、スクールカウンセラーの先生がいます。
小学生や中学生、高校生の方で、学校に行きたくない、不登校でどうしたらいいかわからないと一人で悩んでいる人、またそのように悩むお子様をもつ保護者の方も多いのではないでしょうか。
勇志国際高校のブログでは月に1度、学校新聞「ポプラ通信」に連載をしているカウンセラーだよりをご紹介しています。
本日は、「ハレとケ」についてのお話です。
ぜひご覧ください。
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スクールカウンセラーの先生より
新年あけましておめでとうございます。
みなさんどのような年末年始を過ごしたでしょうか。
民俗学者の柳田國男は、日本文化に根付く「ハレ(年中行事や冠婚葬祭などの非日常)」と「ケ(それ以外の日常)」が、近代化によって曖昧化していると指摘しました。
確かに昔よりも便利に物が手に入る現代では、お正月といえども普段と変わらず過ごしている人も多いことでしょうか。
しかしこの状況、メンタルヘルスの点からすると、必ずしも良いとは言えません。
特別な「ハレ」と地味な「ケ」、このメリハリがない単調な生活が続くことで、心は知らず知らずのうちに元気を失いがちです。
社会的な「ハレ」の機会が少なくなった現代では、それぞれが自分なりに、非日常感を味わえる行事を企画していく必要があるのかもしれません。
自分自身や周りの人を楽しませる「ハレ」の日を創っていくことを、今年の目標にしてみませんか。
勇志国際高等学校では、専属のスクールカウンセラーの先生に相談ができます。オンラインでも利用できるので、自宅から気軽に、また生徒だけでなく、保護者の方のみの利用も可能です。
生徒の皆さんは勇志国際高校のアプリから予約ができますので、ぜひ活用してくださいね。