勇志国際高校には、生徒の皆さんや保護者の方々が安心して学校生活が送れるよう、スクールカウンセラーの先生がいます。
小学生や中学生、高校生の方で、学校に行きたくない、不登校でどうしたらいいかわからないと一人で悩んでいる人、またそのように悩むお子様をもつ保護者の方も多いのではないでしょうか。
勇志国際高校のブログでは月に1度、学校新聞「ポプラ通信」に連載をしているカウンセラーだよりをご紹介しています。
本日は、カウンセリングの中でよく話題となるワードでもある、「自立」と「依存」について、カウンセラーの先生からの一言です。
ぜひご覧ください。
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スクールカウンセラーの先生より
カウンセリングの中で、「自分は甘えている」「自立したいのにできない」という声を聞くことがあります。
なんとなく「甘え」や「依存」は悪いこと、「自立」は良いこと、というようにとらえている人もいるかもしれませんが、はたしてそうでしょうか。
臨床心理学者の故 河合隼雄氏は著書『こころの処方箋』(新潮文庫)の中で
「自立ということは、依存を排除することではなく、必要な依存を受け入れ、自分がどれほど依存しているを自覚し、感謝することではなかろうか。依存を排して自立を急ぐ人は、自立ではなく孤立になってしまう」
と述べています。
お金やスマホがあれば人に頼らずに生きていけると錯覚しそうな現代ですが、多くの人が一人では解決できない問題を抱えています。
「自分だけで何とかしよう」と焦るほど、不本意なかたちで依存が続いてしまうのはよくあることです。
そんなときは、人に頼ったり甘えたりすることを、自分の意志で選択してみてはどうでしょう。
きっと何か得るものがあると思いますよ。
勇志国際高等学校では、専属のスクールカウンセラーの先生に相談ができます。
オンラインでも利用できるので、自宅から気軽に、また生徒だけでなく、保護者の方のみの利用も可能です。
生徒の皆さんは勇志国際高校のアプリから予約ができますので、ぜひ活用してくださいね。