円ブリオ基金とは何だろう?と皆さん思われていることと思います。
これは妊娠した女性で、いろんな事情があって、特に経済的理由で産みたくても産めないという人を支援するための基金です。一口1円の寄付を集めて基金にするのです。そしてその基金で出産の経費を支援してお母さんとおなかの赤ちゃんの命を守る運動のことです。
エンブリオとはもともと胎児のことですが、
「エン」と「円」をかけて「円ブリオ」基金と名づけられました。
これは、平成5年に設立され、国内ではすでに200余名の赤ちゃんが円ブリオの支援によって誕生しました。
また海外へも近年戦火に見舞われたアフガニスタンやミャンマーなどへ届けられました。東日本大震災でもこの円ブリオ基金が義捐金として届けられました。
マザー・テレサの優しさと勇気で新しい生命を守る願いを込めて全国各地でこの尊い活動が展開されていることをご紹介させていただきました。
勇志国際高校でもこの円ブリオ基金も募っています。円ブリオ基金の募金箱は学校や病院、役場、お店などでも設置されています。
東日本大震災や津波、原発事故で被害を受けられた方々が、お互いに支えあう姿が世界中に報道されました。
また救援に当たられた自衛隊、警察、消防、各自治体その他沢山の方々の勇気ある行動にも眼を向けられました。
日本人にはそれらを当たり前とした文化があることを改めて知ることが出来ました。当たり前として支えあうことの尊さをずっと後世に伝えていきたいですね。